2023年4月に読んだ本

今回から新たに読書報告にチャレンジ。

 

普段は月2冊ペースで小説を読んでいます。

大半を通勤途中の電車の中か昼食後で、iPad miniKindleしてます。

 

早速、先月(4月)に読んだ本の紹介と簡単な感想を書いていきます。

 

若干ネタバレもありますので、購読前の閲覧にはご注意ください。

 

4月に読んだ本

・汝、星のごとく (著者)凪良ゆう

・そしてバトンは渡された (著者)瀬尾まいこ

 

1.汝、星のごとく 

 

2023年本屋大賞受賞作、著者は「流浪の月」の凪良ゆうさんです。

 

瀬戸内の島で育った高校生の暁海(あきみ)と転校生の櫂(かい)。

ともに親に翻弄されているが故に出会って、惹かれ合う。

でも、まだまだ大人たちは二人に人並みの青春を与えない。

 

大人だって子供を困らせようとしているわけじゃあない。

でも、結局子供をに迷惑をかけてしまう。

 

大人になってようやく自立していくけれど離れ離れになった二人は

お互いを思いながらもすれ違う。

そして遂に思いを断ち切る事に。

 

しかし皮肉にも病が二人を引き合わせる。

 

最後まで周りに翻弄されながら、ようやく再会を果たした二人に

永遠の別れが訪れる。

 

随所に今の社会の生きずらさ、そして普通であることが良いこと

なのかを訴えかけられているような感じがしました。

星になって一つになれたのかなって思うとジーンときました。

 

2.そしてバトンは渡された

 

こちらも2019年に本屋大賞を受賞しています。

 

幼い頃に母親を亡くしたゆうこ。

父親の海外転勤で継母と暮らすことを決めたことを機に父親

リレーが始まる。

 

ただ、どの父親もとても優しく、そのことが優子自身を「気が

着きすぎる子」にしてしまったのかも。

 

でも、最終的に伴侶と巡り合い、最後は本当の父親にも再会し

ハッピーエンド?な作品だったと思います。

 

今、どちらかといえば社会の生きづらさを描いた作品が多いですが

かなりポジティブな気分にさせてもらえた気がします。

 

落ち込んでいる時に読むと前向きになれると思います。

 

 

今後もこれから読んだ本やこれまで読んだ本の紹介をしていきますので

見てやってください。