2026年8月に読んだ本

今回紹介する本

・見えるか保己一 (著者)蝉谷みぐ実

 

ご紹介:

 第175回直木賞候補作で、江戸時代の全盲国学者塙保己一の生涯を描いた作品です。

 歌舞伎や平安時代等の時代文化ものを多く描かれているようで、著者さんの作品を

 初めて読ませていただくことに。

 幼少期に失明し、当時の全盲者が歩む「はり・按摩」「貸し金取り立て」、兄弟子からの

 嫌がらせ等を乗り越えて学問で生きて行く道を歩み始める。

 

感想:

 「何でも見えている」かのような振る舞いの中、弟子や家族からの嫉妬や騙し。

 いい意味で「気付いたり気づかなかったり」で「群書類従」を編纂し国学者として最高位を

 極めますが、幸せだったのかそうでなかったのか。

 特に金十郎とのすれ違い、兄弟子の有一との再会などを経て保己一は自分が盲なのか目明き

 なのかに悩む姿は単なるサクセスストーリーとしない面白さがあります。

 極め付けは最終章での輝ちゃんとの最後の出会いで、保己一での嫉妬(これまでの出来事と

 輝ちゃんの仕掛けたカラクリ)が語られるものの、いざ死を間際にして保己一への気遣いに

 変わり保己一はそれを輝ちゃんのこれまでと変わらぬ優しさであると一片の疑いもなく信じて

 永遠の別れとなるシーンはとても良かったです。「見るなよ、保己一」



仕事が忙しくなりペースダウンしてしまいましたが次は直木賞受賞作「けんぐゎい」を

読みます。

おれんじガジェット届きました

恒例?となったCIOガジェットレビューです。

今回はCIOさんとYouTuberさんとのコラボ企画で、普段は白(orシルバー)と黒が基本の商品のうちのいくつかがオレンジカラーとなって販売されていました。

購入を迷っていたものだったのですが、「限定」という言葉に誘われてポチりました。

 

【製品紹介】

 ①Polaris CUBE Built in Cable(オレンジ)

 ・ブランド:CIO

 ・MaxOutput:PD240W

 ・価格:5,980円

 ②Flat Spiral Cable CtoC 1.5m(オレンジ)

 ・ブランド:CIO

 ・MaxOutput:PD240W

 ・価格:2,290円

【開封してみて】

 どちらもコラボ記念パッケージとなっており、5000円以上購入ごとに

 付いてくるオリジナルポーチと購入品に付いてくる?USB-C変換アダプタが

 2つ、CIOさんとYouTubetさん(ぬふぬふさん)のメッセージカードと

 オリジナルタグが入っていました。

 改めてファンを大切にする会社さんだな〜って感心させられました。

 ①Polaris CUBE Built in Cable(オレンジ)

  本体に電源コードがグルグル巻きになっていて、上部に電源2箇所、

  下部に合計65W充電が可能なCポート2つとAポート1つあります。

  電源コードは50cmくらいあってコンセントは180度スイングします。



 ②Flat Spiral Cable CtoC 1.5m(オレンジ)

  こちらは普段1mと1.5mを持っていますので、あくまでもオリジナル

  カラー商品です。

 ③オリジナルポーチ

  こちらは以前購入した記念ポーチよりもやや大きめで、外はオレンジで

  中はCIOコーポレートカラーのパープルになっています。



【どう使う?】

  元々出張用で使えるとは思っていたのですが、使用頻度は少ないので

  購入に至ってませんでしたが、自宅のデスク周り見直しにより、Polarisは

  出張以外は机上据え置きで、iPadの充電等で同ケーブルを使って充電する

  ことにしようかなと。



ガジェットのほとんどが黒の中でオレンジはすごく目立ちますがどちらも

派手すぎず地味すぎずのちょうど良い色合いかと思います。

 

もう販売期間終了してますので購入できませんが、通常カラーはいつでも

購入可能ですのでご興味のある方はいかがでしょうか。

  

 

第3のスパイラルケーブル

いままでスパイラルケーブル(螺旋状)とフラットスパイラルケーブル(蚊取り線香型)を使用していましたが、Amazonプライムセールで「第3のスパイラルケーブル」(自分が勝手に言ってるだけ)を購入しました。

 

【製品紹介】

 ・商品名:FlexSpiralCable(ブラック)

 ・ブランド:CIO

 ・MaxOutput:PD240W

 ・価格:1,780円(Amazonプライム価格)※通常価格は1,980円

【購入理由】

 なぜわざわざ購入したかというと、キッカケは出張時の新幹線でのことです。

 スマホ充電をするために充電器とフラットスパイラルケーブルを使って充電しはじめたのですが、

 微妙に揺れるたびにフラットスパイラルが徐々に巻き戻っていきスマホがテーブルから

 落ちそうになりました。

 巻き戻るのはフラットスパイラルのメリットではありますが、使用中に巻き戻られては

 危なっかしいです。

 螺旋状のスパイラルケーブルも巻き戻りはやや少ないですが携帯製はやや劣ります。

 

 

【開封してみて】

 「第3のスパイラルケーブル」はフラットスパイラル同様に蚊取り線香型ですが、

 真ん中二つ折りから両方の端子が外側にあるのに対して、フレックススパイラルは

 折れずにグルグル巻かれているので、USB-C端子が内側と外側にあるのでやや

 大きいですが、同1.5mと同じくらいです。

 巻き戻りはほとんどなく、片付けする時は手で巻き戻すことになります。

【3種類の比較】

 巻き戻り(平面・空間)と携帯性で3種類を比較・評価してみました。

 ・◯・・・第1位

 ・△・・・第2位

 ・×・・・第3位 とはいってもこの中の3位で、悪いということではありません。。。

 

スパイラルケーブル(螺旋型)

フラットスパイラルケーブル

フレックススパイラルケーブル

巻き戻り(平面)

×

巻き戻り(空間)

×

携帯性

×

 結局、普段使いは巻き戻りできて携帯性でも最も優れたフラットスパイラルが抜群なのですが、

 新幹線の中とか特別なシチュエーションでは「巻き戻らない」ことがメリットとなることも。

左上:スパイラルケーブル(螺旋状:2m)
右上:フラットスパイラルケーブル(1m)
右下:フラットケーブル(1.5m)
左下:フレックススパイラルケーブル(1m)

普段は「巻き戻り」&携帯性が最優先なので出張時だけフラットスパイラル1mと入れ替えになりそうですね〜

 

とういことで「第3のスパイラルケーブル」でした。

 

※スパイラルケーブル(螺旋状)にシリコン性もあったので「第4」かも???

 

 

 

 

 

 

ガジェットメーカーのハンディーファン(Amazonプライムデーで購入)

プライムデーでまたまたCIO製品を購入しました。

 

【製品紹介】

 ・商品名:CIO Handy Fan(ブラック)

 ・ブランド:CIO

 ・価格:8,480円(プライムデー価格)※通常価格は9,980円

【開封してみて】

 本体は、ガジェットメーカー製品らしく若干ゴツゴツ(武骨)感のあるボディです。

 あと、台座、USB-CtoCケーブル、ストラップ、USB-C変換コネクタが

 付属しています。

 

【ハンディファンとしての機能】

 ・本体:

   ①重量は275gで重くは感じません。

    若干バッテリ部分が太いかな。

   ②ファン部分は下方向に90度強折れますので、台座無しで卓上に置いたときに

    角度調整が可能です。

   ③上方向にも5度くらい折れますので台座に置いたときに斜め上に向かって

    風を送ることができます。

   ④底部にストラップ等ひっかけできるようにカラビナがついています。

   ⑤電源長押しでファン部中央の冷却プレートが冷たくなります。

   ⑥キーロック機能にて電源ボタンを2回連続して押さないとONしません。

    (誤作動防止)

 ・台座:

   ①別途USB充電器からUSB-Cケーブルを接続することで本体の充電ができます。

   ②本体とは磁気接合で充電します。

   ③本体が設置・稼働している状態で上部中央ボタンを押すことで120度回転します。     

 

【ガジェットメーカーならではの機能紹介】

 ・本体:

   ①上部(ファン)と下部(バッテリー)が分離可能です。

    分離するとファンとしては機能しませんが、下部をモバイルバッテリーとして

    スマホ等に充電できます。(3400mAh)

   ②充電時に使用するコネクタは破損を考慮して取り外し可能となっています。

    今後コネクタのみの交換販売が可能になるらしいです。

   ③台座との結合部が液体シリコンになっています。

    これにより劣化による接触不良を軽減されます。

 

 ・台座:

   ①充電入力が出力と同等なので、充電しながらのファン使用時はバッテリー消費

    しないようになっているようです。(いわゆる完全パススルー)

 ・USB-C変換コネクタ:

   ①本体下部がスマホに差し込むことでバッテリーとなる反面、バッテリーに充電

    したい場合は台座からか直接充電器に差し込むこととなりますが、別途付属の

    同コネクタ経由にすることで充電器に差し込んだUSBケーブルからも充電できる

    コネクタとなります。(いわゆる、メス↔︎メス)

    ちなみに同社のSMARTCOBY DUALの充電にも使用できました。

【使ってみてどう?】

 ・通勤にて

   ①電車内で使用してみました。(京阪電車)

    風量2までなら外音の方が全然大きいです。

    3以上だと周りにも聞こえるかなって感じです。

    電車内も冷房効いてますので風量1、2で全然OKです。

   ②職場(車内)で使用してみました。

    風量1でも音はしますが、よほどシーンと静まり返った環境で無ければ風量2

    くらいまでなら周りとの会話にも支障は無いかと思います。

 ・自宅にて

   ①台座は自宅に設置しています。

    完全パススルーなので、自宅ではほぼ台座に置いて使用しています。

    こちらも風量2くらいまではテレビの音量が普段と同じで問題ありません。

 ・総合的に

   使い始めて数日なので不満というほどのものは無いです。

   音はそれなりの風量あるので静音とパワー(風量)はトレードオフですからね。

   強いて改善点をあげるとするならば、

   ①ファンのメンテナンスができるようにしてほしい。

    今はきれいですが、しばらくすると埃がついてくるのでフタを外せるように

    できればなあと思います。

   ②バッテリー部分のUSBコネクタ以外にUSBーC(メス)のポートがほしい。

    充電器のUSBーCポート(メス部)に直接差し込むと充電できますが、

    ケーブル経由で充電できれば。。。

 

 

本機以外にもアイマスクやマグウォーマー等、CIOさんは充電関係

以外のものも多くリリースされていて、次はどんな生活用品を出さ

れるのかも楽しみです。

 

 

1台3役の充電器(Amazonプライムデーで購入)

プライムデーでまたまたCIO製品を購入しました。

 

【製品紹介】

 ・商品名:NovaWave 3Way+(ブラック)

 ・ブランド:CIO

 ・MaxOutput:Qi充電15W、AppleWatch充電5W

 ・価格:4,180円(超早割)※通常価格は4,980円

【開封してみて】

 予想通りのコンパクトさ。

 (これまでも気にはなっていたので性能も予想した通り。。。)

 Qi2モデルになって少し旧モデルより重くなったようですが69gなので許容範囲です。

 同時には2箇所の充電ですが、Qi2にAirPodsをセットできるのでこれ1つで3つの

 デバイスの充電が可能となります。



 45W以上でCポートが2つ以上ある充電器だったら同時に3デバイスの充電が可能に

 なります。

 

 

NovaPortSLIMⅡ65Wから3台(iPhone15Pro・AppleWatch10・AIrPodsPro2)同時充電です。

 

【どう使う?】

 これまでAppleWatchの充電には純正の充電ケーブルをスタンドにセットしていましたが

 場所をスッキリさせたくて使用時のみUSB-Cケーブルに本機を差し込んで使用して、

 平日は職場のガジェットポーチで携帯することにします。

 (これまでAppleWatch用に携帯していたSMARTCOBY DUALが60gなので大差無いです)

 

 さっそく東京出張に持って行きましたが、AppleWatch用に別途充電器を占有しないで

 いいのはとても満足いくものでした。

 (これまでのSMARTCOBY DUALはバッテリーなので充電器に接続しなくても良いのですが)

 

 

 

2026年7月に読んだ本②

今回紹介する本

・夏帆 (著者)村上春樹

 

ご紹介:

 著者の3年ぶり16作目にしてはじめての女性を主人公にした長編小説。

 女性が主人公の作品はあったような気がしますがそれはさておき。

 今回の主人公となる夏帆は26歳の絵本作家。

 知り合いの紹介によるブラインド・デートで初対面の男に「正直いって、

 君みたいな醜い相手は初めてだよ」と告げられた。

 それ以降、夏帆の周りでは様々な奇妙な出来事が起こり始め、「あはたは

 武蔵境に越さなくてはなりません。それも今すぐに。」とアリクイに

 告げられ、逃れるように言葉に従う。

 しかし、ジャガーやシロアリの女王が夏帆の日常をヒタヒタと脅かす。

 アリクイの奥さん、白黒模様の猫といった仲間たちに導かれてこの世界を

 抜け出すために様々な問題を解決していく。

 

感想:

 なるほど、現実のようで現実でない世界、村上ワールドですね〜

 どのタイミングでこの世界観にハマってしまったか分からないスタートと

 はっきりとした現実との行き来が無いのがこれまでより新鮮でしょうか?

 ジャガーと対峙やシロアリの女王に襲われる場面など若干サスペンスな感じを

 含みながらも何かノンビリとしたストーリー展開。

 自分の絵本創作を自分の進むべき道に準えて勇気を持って問題に対峙してく

 夏帆の健気さとスローな展開への焦らされ感が後半の読書ペースを思いっきり

 あげることになりました。

 これまで以上に問題の善悪が割とはっきりしているので読みやすかった(逆に

 曖昧さがあるのも特色だったかもですが。。。)と思いました。

 



 

2026年7月に読んだ本①

今回紹介する本

・多類婚姻譚 (著者)凪良ゆう

 

ご紹介:

 前回に第175回直木三十五賞候補作です。

 凪良さん作品は「流浪の月」「汝、星の如く」に続き3作目です。

 現代の生きにくさを描いているのが特長なのですあ、前2作とは印象が異なり「結婚」に対する二人

 (男女であったりそうでなかったり)の問題を投げかけるような作品です。

 短編5つで構成されています。

 1.Thank you for your understanding

    仕事に励む「華」は仕事を理由に帰省を避けていたが恋人「樹」を連れて帰る決心をする。

 2.Beautiful Dreamer

    派遣社員「花織」は正社員「恵斗」と付き合い始めて1年半、彼との結婚を夢見る花織と

    結婚の意思が薄い恵斗は。。。

 3.小鳥たち

    離婚して、実家の書店を継いだ「一葉」と書店に偶然やってきた一葉の初恋相手「越智」、

    慰謝料減額を願い出る元夫、初恋相手は休職中だがもうすぐ復職して東京に戻っていく。

 4.Position Talk

    入籍目前の「律」と「朱里」、お互いの男女格差・差別、結婚後の役割や覚悟についての考えの

    違い・温度差に二人の距離が微妙になっていく。

 5.C’est la vie

    ミシュラン星の料理店でメインシェフとして働く「祥子」は妻子持ちのオーナーシェフ「伸一郎」

    と仕事と恋で繋がっていて、周りに諭されながらも雇われシェフの立場を意に介さず受け入れて

    いた。

    しかし才能あふれる「渚」に3号店を任せる噂が。。。

 

感想:

 さすが凪良作品、短編でも長編のようなストーリー展開ですごくお得感を感じました。

 古い人間には着いていけないような価値観がありますが、納得できてしまうこともたくさんありました。

 共感というかこれまでの凪良作品っぽいなと思ったのは「小鳥たち」「C’est la vie」でしょうか。

 個人的にもこの2作品がとても後味も良かったです。

 逆に「Beautiful Dreamer」「Position Talk」はかなりグサグサと刺さる言葉が飛び交い、現代の課題を

 突きつけるような内容でした。

 凪良作品好きにはたまらん作品です。

 何度も言いますが短編と思えない5作がまとめて読めるお得な一冊です。



一昨日(7/3)に村上春樹さんの「夏帆」が届きました。

直木賞候補作と掛け持ち読書です〜